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2008年12月29日

ROBODESIGNER と HC08 マイコンについて

そもそも前提となる知識を書かずに端々のことばっかり書いてしまったので、前提となる知識を書いておきます。ROBODESIGNER のコントローラボード RDC-101 は Freescale 社の 8bit マイコンである、68HC08(略称HC08)を使用しています。HC08 は 8bit マイコンの名機である、モトローラ 6800 のアーキテクチャやインストラクションセットを継承するマイコンです。6800 は 80 系(8080,Z80) とは違い 旧DEC 系のミニコン(PDP11やVAX)を彷彿とさせる美しいアーキテクチャでした。私自身は学生時代は 6800 に憧れつつどうしても国内シェアの高さから 80系に流れてしまいましたが、いつも68系に関われなかったことが心残りでした。今になって HC08 に出会えたのも何かの縁かもしれません。
脱線しましたが、ROBODESIGNER のコントローラボード RDC-101 に最初に乗っているのは JRT-101 という CPU です。JRT-101 の開発環境は Ticolla というタイルベースのプログラミング環境ですが、複雑なプログラムを書くことは困難です。Ticolla CDE は C 言語でのプログラミング環境であり、 Ticolla では不可能な高度で複雑なプログラミングが出来ます。UI が Ticolla に似ていることもあり、Ticolla を学んだ子供が C 言語に挑戦するためには良い開発環境だと思います。Ticolla CDE を使うためには CPU を JRT-104 に変える必要があります。RDP-904 か RDS-X03U を買うと Ticolla CDE と JRT-104 がついてきます。
JRT-101 は多分 MC908QY4 です。JRT-104 は多分 MC908QB8 です。MC908QB8 は MC908QY4 に比べて AD コンバータの本数が増えたり AD が 10 bit 化されていたりいくつかの点での強化が行われていますが、Ticolla CDE の制限によりそれらの恩恵は得られず、JRT-104 は単にメモリの増加と処理速度が速くなった JRT-101 としての位置づけでしかないようになってしまっています。ただし、自分でポートの初期化をしてしまうとか初期化ルーチンを作るとかしてしまえば MC908QB8 の追加機能の恩恵を受けることが出来る部分もあります。
また、ピン互換の HC08 に載せ変えてしまうという荒業もあります。この場合、Ticolla や Ticolla CDE は使えなくなってしまいますので、Freescale CodeWarrior とか SDCC での開発環境を使用することになります。 
 
HC08 マイコンの購入はこちらで出来ます。
 
Ticolla CDE はインラインでのアセンブラ記述も出来るようです。子供の頃夢だった 6800 のインストラクション勉強しなおして書いてみようかな...
posted by モッパー at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボデザイナー
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